金属アレルギーについて

はじめに


金属アレルギーは、遺伝や、皮膚が過敏なためにおこると思われがちですが、環境による原因が大きいことが分かっています。特に衛生面での問題が大きいようです。 365日着用したままの方・アクセサリーのお手入れを全く行っていない方等など・・・。
実際にはアレルギーではなく不衛生にしていたため、痒み・肌荒れ等を起こしている事が多いのです。
金属アレルギーとはアレルギー性接触性皮膚炎であることが多く、この皮膚炎は以下のように起こります。

仕組みと予防

人の身体は多くは弱酸性になっています。特に汗は酸性です。
アクセサリー類が汗や体液等で本当にわずかではありますが溶け出し、イオン化した金属が体内に入り込みます。
その後リンパ球の上に抗体ができ、この抗体が体内に入ってきた金属に対して拒絶反応をおこし皮膚がかぶれるのです。
こうなってしまうと、その金属は長い間アレルギー症状が出ますので、身に着けられなくなります。これも、長時間放置し身に着けたりしていなければ、防げた場合があるのです。
 
また、同じように使用しても金属アレルギーは誰でもかかると言うわけではありません。
一般的に汗をかきやすい夏場になる人が多く、冬場は少ないようです。
そのため、ピアスの穴を開けるなら冬の方がよいと思います。
 
また、汗をかきやすい体質や、合わない金属を身に着けた場合などはすぐにアレルギー反応が出る場合も有ります。
さらに、ピアスはいわゆるキズをつける行為のため、そこからアレルギーを引き起こす可能性が高くなります。
ネックレスなどでかぶれるような方はその金属のピアスはさらにアレルギー症状が激しくなる恐れがありますので、ピアス穴をあけないほうが無難です。
 
そして、あける際には病院で行った方がいいと思います。
穴をあけてから、肌が落ち着いた状態になるまで1ヶ月くらいかかるといわれています。
 
金属アレルギーになりやすいかどうかは、病院でパッチテストをするとよいでしょう。

パッチテスト

接触性皮膚炎や薬疹の原因物質を確かめる為、疑いのある物質を背中や少量貼り付けて反応を調べる方法。
陽性の場合、その金属は使用しないこと。肌に合わず金属アレルギーにかかってしまった金属は、生涯使用する事は出来なくなります。

アレルギーになりやすい金属

1

水銀

2

ニッケル

3

コバルト

4

スズ

5

パラジウム

6

クロム

7

8

9

白金

10

11

チタン

こうやってみると、バイボーに使用されているシルバーやゴールドは比較的アレルギーにはなりにくい金属です。
 
ですので、あまり安いアクセサリーは使用しないほうが体のためにもいいのかもしれません。
シルバーやゴールドしか使用されていないものは、酸に強いので、長時間身に着けてもかぶれにくいためです。
しかしながら、シルバーやゴールドに加工のため使用されるほかの金属によっては、アレルギーを引き起こしやすくなります
 
そのため何日も身に着けたままや、お手入れをしないなどということはないようにしてください。
ジュエリーにもご自身の体にも優しいお手入れをしてください。

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